プリズン・ブレイク【海外の評価とネタバレ】シーズン5 第 9 話「瞳の奥」(最終話)

プリズン・ブレイク シーズン5「 第9話 瞳の奥」(日本放送予定6月5日月曜日午後9時)の海外の評価とオリジナルのあらすじに加え、日本時間5月31日午前の全米放送終了直後にファンが交わした「シーズン全体の感想」についていち早くご紹介します。

プリズン・ブレイク シーズン5 の見どころや放送予定などの番組情報については、Fox公式サイトをご確認ください。

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『第9話 瞳の奥』海外の評価

オーバービュー

最終話の評価ですが、絶賛されることもなければ、酷評されることもない、まずまずの結果と言えそうです。何らかの理由で短縮されたと見られる今シーズンに対して、結果的に満足できなかったという声は少なく無いようです。

IMDb

映画・テレビのデータベースサイト・IMDbがまとめた視聴者によるレビュー・スコアの集計結果、ならびに視聴者によるレビューの抜粋※です。(※視聴者によるレビューは掲載された場合)

「第 9 話 瞳の奥」の視聴者による評価

Behind the Eyes (2017) on IMDb

「ちょっと急ぎ過ぎたけど、満足できるエンディング」

私の正直な感想を言えば、今シーズンはちょっと急ぎ過ぎてたし、もっと長くすればより楽しめたと思う。20話以上だと引き伸ばしずぎてしまうと思うけど。13から15話がちょうどよかったと思う。 

「ノスタルジアとロイヤリティだけ」

最終話は素晴らしくもなければ、最低でもなかった。でもシーズン全体の出来はオリジナル・シーズンに遠く及ばなかった。

「ひどい」

今回のシリーズはとにかくダメだった。プリスンブレイクに何てことをしてくれたのかって思うと泣けてくる。5歳児が書いたようなストーリーだった。

海外・批評家レビュー HIGH & LOW

HIGH:『とてつもないバカバカしさの新たなる高みに到達した』

8年間のブランクを経て戻ってきたこのシリーズが失わなかったもの、それはバカバカしさへの傾倒だ。もう一歩先を考えることができるなら、そして君がプリズンブレイクの限界がどこか分かっているつもりなら、考え直して欲しい。『瞳の奥』は、とてつもないバカバカしさの新しい高み(もしかしたら最低の場所)に到達したのだ。

Digital Spy

LOW:「 このシリーズを機能させる最も大事な物を忘れてしまっていた」

最終話の最大の問題点は、(このシリーズの最大の見どころであるマイケルとリンカーンの)関係がわずかしか描かれなかった点だ。マイケルとリンカーンが、一緒に登場したシーンはほんのわずかだった。共通の敵と戦う事もなかった。ジェイコブを一緒にやっつけなかったのだ。もちろん、リンカーンはサラとマイケルを助けた。でも、私たちは兄弟が一緒に活躍するのを見たいのだ。

1.5 / 5 満点

DEN OF GEEK!

LOW:「復活したシリーズを正当化するには不十分」

プリズンブレイクは、何とか満足できる結末を迎えた。ただ復活したシリーズを正当化するには不十分だった。

O.K.  6.8

IGN

『第9話 瞳の奥』あらすじ~オリジナル

以降はネタバレを含みます。まだ視聴されていない方はご注意ください。

なお、オリジナルあらすじについては無断転載禁止とさせていただきます。ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

またオリジナルあらすじは、英語放送をもとに作成しています。日本での初回放送時の字幕と異なる場合がありますのであらかじめご了承ください。

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 ゴッホの反逆

(前回のエンディングの6分前)ジェイコブは、地下室の椅子に拘束されたサラにサイコパス呼ばわりされると、これまで国の進路を正すために行動してきたが、今回は愛する君のために行動したと語る。

そこへゴッホが現われるが、サラは彼にCIA副長官のゲインズを殺したのはジェイコブだと耳打ちする。マイケルの到着を監視カメラで確認したジェイコブは、サラを殴って口をガムテープで塞ぐと、10分後に家屋に火を放つのでそこから2名の焼死体(マイケルとサラのこと)が発見されるだろうと言い残し立ち去る。

(前回エンディングに戻る)ゴッホは、マイケル親子に銃口を向けるA&Wを制止し、真相を突き止めるためにマイケルを尋問し、警察に突き出してこの場から立ち去ろうとA&Wを説得しようとするが、彼女に銃で撃たれてしまう。A&Wはマイケルを撃とうとするが、拘束を解いて地下から脱出したサラに殴打され気を失う。

マイクはマイケルの指示で屋外に逃げるが、ジェイコブに見つかり車で連れ去られる。マイケルとサラはルカに銃撃されて瀕死のリンカーンを見つけ病院に連れて行く。

マイクを洗脳しようとするジェイコブ

マイクを連れ去ったジェイコブは、トレウと合流し、マイケルの手の平に彫られた「瞳」の入れ墨には、何か大きな情報が隠されていることを知る。ジェイコブは、サラは死んだとマイクをだまし、彼に安全な場所に連れて行くと話す。

その後マイクを連れて、大学内の隠し部屋に向かうジェイコブ。そこでA&Wが合流する。自分たちはCIAの秘密捜査官で、マイクの父親を装う指名手配犯のカニエル・オーティスと対決しているとマイクに話すジェイコブ。

そこにマイケルから電話があり、ジェイコブに息子を返すように迫る、マイクは電話口に向かって自分の「父親」に近づくなと叫ぶ。ジェイコブはそんなマイクを嬉しそうにほめた。

マイケルとティーバッグ親子

マイケルとの待ち合わせ場所に向かう車の中で、親子の絆を確かめ合うティーバッグとフィップ。

その後マイケルとサラに合流したティーバッグは、救出のきっかけとなった手紙を自分に送った理由をマイケルに尋ねる。自分が見下していた人物であるティーバックならポセイドンが油断すると思ったというマイケルの言葉を聞いて、苦笑いを浮かべるティーバッグ。

ティーバッグは、再び平穏な暮らしに戻るためにはポセイドン=ジェイコブを倒す以外に方法が無い事を悟る。マイケルは、サラにリンカーンの面倒を見るように頼むと、ティーバッグとフィップに託す計画について話し始める。

対決の場所へ

ジェイコブは、マイケルの過去の言動から彼が決戦の場に選ぶと踏んだニューヨーク北部の動物園に到着する。暗がりの動物園を進むジェイコブと護衛するA&W。

そこにトレウから電話がある。トレウの解析により、マイケルの手の平に彫られていた「瞳」の入れ墨には、ナポレオンの言葉「失敗する相手には失敗させ続けろ」というメッセージが隠されていたと知らされるジェイコブ。フクロウの前に立ったジェイコブは、マイケルが語っていた「瞳の奥」の意味を悟る。

そのころマイケルは、両手の手のひらの「瞳の奥」に彫られたジェイコブの顔写真を使ってセキュリティ・ゲートをパスし、大学の隠し部屋に潜入していた。

ジェイコブに電話したマイケルの手には、彼が犯して来た違法行為が記録されたハードディスクが握られていた。ジェイコブは自分には未だマイクと言う切り札があることをマイケルに告げる。マイケルはジェイコブに取引を持ちかけ、面会場所の倉庫を指定する。

リンカーンの決着とサラの決断

リンカーンは病院を出て、ルカのアジトに向かう。銃撃を受けて傷を負った今、貸し借り無しとなったこと確認しようとするリンカーンに再び銃を向けるルカ。そこに今度は本物の捜査官達が踏み込んでくる。

その頃、リンカーンの病室に向かったサラは、彼が強引に退院したことを知る。同じ病院にバッハが入院していたことを知ったサラは、集中治療室にいた彼から息子マイクが連れていかれた隠れ家の場所を聞き出す。

決戦

マイケルの指示でブルーハワイが滞在するホテルの部屋訪れたティーバッグとフィップ。JFK暗殺現場のミニチュア模型を作っていたブルーハワイに、マイケルから頼まれた仕事を依頼する。

マイケルはティーバッグ、フイップ、そしてリンカーンと合流し、マイクの奪還に向かう。

船着き場の倉庫に到着したマイケルは、ジェイコブと対峙する。マイケルはジェイコブに銃を突きつけるが、そこにA&Wが現われる。それを見たフィップは自分の銃でA&Wに応戦しようとするが、彼女に撃たれてしまう。駆け寄るティーバッグを銃を向けて制止するA&W。

そこに突然サイレンの音が聞こえ出す。カニエル・オーティスを見つけたというジェイコブの通報でFBIが現場に急行したのだ。再びハードディスクを要求するジェイコブ。形勢逆転を狙うフィップはA&Wを挑発し銃を奪おうとするが、逆にA&Wに腹部を撃たれてしまう。やがてFBIの捜査官が倉庫になだれ込んでくるが、隙をついたティーバッグがA&Wを羽交い絞めにし彼女の首を折り殺害する。フィップは父親の腕の中で息絶える。

マイケルはジェイコブに銃を突き付けられハードディスクのある方行を目指して倉庫内を進む。

マイク奪還

サラは大学の隠し部屋にいたマイクを見つけ救出しようとするが、トレウに見つかり銃を向けられる。そこにリンカーンが現われトレウを倒し、マイクは母と叔父に再会する。

最終決戦

マイケルはジェイコブの隙をついて倉庫内の一室に逃げ込む。後を追ったジェイコブはマイケルに発砲するが、それはブルーハワイの助けを借りて準備されたCIA副長官ゲインズ殺害現場を模したセットだったことを知る。自分が犯した犯行を再度再現したジェイコブは、その映像がゲインズ殺害の証拠として利用されることに気づき激高する。

殴り合う二人の元にFBIが踏み込み、カニエル・オーティスことマイケルは逮捕される。ジェイコブは難を逃れたかに見えたが、ゲインズ殺害容疑で逮捕される。

トレウの自白により無実が証明されたマイケルは、CIA長官からマイケル・スコフィールドとして自由の身になったことを告げられる。CIAへの復職のオファーを断ったマイケルは、CIA長官に一つ頼みがあると告げる。

エンディング

マイケルとリンカーンは公園の芝生の上でくつろいでいる。その視線の先には、サラとマイク、そしてシバの姿が。もう逃げ回る必要が無くなった幸せをかみしめる兄弟。

一方、フォックス・リバー刑務所に収監されたジェイコブの前に、新しい監房仲間が現われる。それはなんと、ティーバッグだった。刑務所内には主人たちの冷やかしの声とジェイコブスの悲鳴が響き渡る。

放送を見た海外の視聴者の反応(ネタバレ

■ 今シーズンはプリズン・ブレイクらしさや、マイケル・スコフィールドの良さが感じられた8話か9話までは好きになれなかった。全体的には見る価値はあったと思うけど、シーズン1の天才的な完成度には遠く及ばなかった

■ そう思う。「ゲーム理論」や「心理スリラー」なんかの要素が今シーズンの見どころだったと思う。やはりマイケル・スコフィールドはシーズン1みたいに裏をかいたり、計算高くないとだめだ。彼の計画をうまく見せられたのは、最後の2,3話だけだった。もしシーズン6があるなら、「内面的なゲーム」をテーマにしたものになるかもね。マイケルがCIAで働いてたりしてw

■ 全くその通り

■ 他のファンも言ってたけど、今シーズンはとにかく急ぎ過ぎだよ。たった9話で演じ切れるような複雑さの物語を制作するためには、時間が足りなかったのだろう

■ 第一話でA&W と ゴッホがサラの家に押し入ったのはなぜなんだ?彼らはジェイコブのために働いてたわけだし、ジェイコブはサラを自分のものにしたかったって言うのなら、なぜジェイコブは彼女を殺そうとしたんだ?殺すのなら自分でもできただろ?

■ ジェイコブはサラを殺すつもりはなかった。2話でA&W と ゴッホがそう言ってる。マイケルを脱獄させておびき寄せ、最終的に殺すつもりだったんだよ

■ 良いシーズンだった。シーズン3より好きだな。プリズン・ブレイクらしいシーンや瞬間がたくさんあった。ただ、エンディングはもっと良かったらなぁーと思う。続きがあるならあれでも良いけど、そうでないのならもっと良い終わり方にできたはずだ

■ 最後のシーンでサラの背中にハクチョウの入れ墨がある。「ファイナルブレイク」でできた傷を隠すため

■ あの手の甲のシーン、予告編見なけりゃよかったよ

■ 「計画にはなかった」

■ A&Wが二つも武器持ってなけりゃ、良かったのに

(ソースhttps://www.reddit.com/r/PrisonBreak/

最終話を含め、今シーズンには手厳しい感想も見受けられましたが、何とか満足できる良い終わり方だったという意見が大半を占めていたと思います。今回のエンディングを見てシーズン6への期待を高めたファンも多かったようです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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