『SHERLOCK / シャーロック』【ネタバレと海外の評価】シーズン4エピソード2「横たわる探偵(仮題)」

『SHERLOCK / シャーロック』【ネタバレ】シーズン4エピソード2「横たわる探偵(仮題)」のネタバレと海外の評価です。

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『SHERLOCK / シャーロック』について

公式ページより(引用元:AXNミステリー

世界中のミステリーファン絶賛!
類まれな推理力と最新ITツールを駆使し、難事件を解決。現代版ホームズ!

ベーカー街221のBに住み、シルクハットにパイプをくゆらせる・・・と、誰もが想像するシャーロック・ホームズだが、本作は、パイプの代わりにニコチンパッチを貼り、スマートフォンとGPSを駆使して犯人を追いかけ、自分のサイトでその推理を披露する!まさに21世紀の現代に蘇ったシャーロック・ホームズだ!
シャーロックを演じるのは、強烈な個性を放つ現代のシャーロック像を創り上げ、今や映画、テレビシリーズにと引く手数多で撮影スケジュールを押さえるのも困難となった人気俳優ベネディクト・カンバーバッチ。迷路のように入り組んだ奇怪な謎を鮮やかな推理力で次々に解き明かすシャーロック像には、一種の清涼感を感じさせるほど。

相棒のジョン・ワトソンを演じるのは、マーティン・フリーマン。思慮深い人物ながら、常にシャーロックに的確なアドバイスをし、振り回されながらもそれを楽しんでいるチャーミングなワトソンを演じている。

『SHERLOCK / シャーロック』シーズン4エピソード2「横たわる探偵(仮題)」放送予定

NHK BSプレミアム 7月15日土曜日 午後10時

『SHERLOCK / シャーロック』シーズン4エピソード2「横たわる探偵(仮題)」の海外レビュー・スコア

エピソード1に比べかなり高評価のエピソード2。ファンサービス的な要素と一話完結エピソードとしての完成度の高さが高評価につながっていると思います。

IMDb

映画・テレビのデータベースサイト・IMDbがまとめた視聴者によるレビュー・スコアの集計結果です。
The Lying Detective (2017) on IMDb

Rotten Tomatoes

映画・テレビのレビューサイトRotten Tomatoesがまとめた批評家によるレビュー・スコアの集計結果です。

批評家の評価 支持率92% 平均スコア7.91/10

【海外レビュー一部抜粋】HIGH&LOW

HIGH SCORE『これこそがシャーロックだ。暗さ、現実との遠からず近からずの距離感、シリーズのファンのために隠されたオマケ、そしてスポーツカーで疾走するハドソン夫人。(ガーディアン)』

LOW SCORE『結局のところ「横たわる探偵」は、シャーロックのお楽しみ詰め合わせ袋的なもので、最終回のサプライスのお膳立てをしようとするあまりに行き過ぎたエピソードになってしまった(スクリーン・ラント)』

以降はネタバレを含みます。まだ視聴されていない方はご注意ください。内容は「公式サイトのあらすじ」(未発表)と「オリジナルのあらすじ」です。
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『SHERLOCK / シャーロック』【ネタバレ】シーズン4エピソード2「横たわる探偵(仮題)」あらすじ~公式サイト

未発表

「無断転載禁止」

『SHERLOCK / シャーロック』【ネタバレ】シーズン4エピソード2「横たわる探偵(仮題)」あらすじ~オリジナル

ジョンの痛み

ジョンはメアリーを失った心の痛手を癒そうと心理カウンセリングを受けるが、亡き妻の幻覚と言葉を交わす日常に変化が現れる兆しはなかった。

殺人を告白した富豪スミスとその娘フェイス

数年前、起業家で慈善活動家の富豪カルヴァートン・スミスは、経営する医薬品会社の幹部や友人たち、そして娘のフェイスを招き、一定期間に限り人の記憶能力を奪うことができる新薬の臨床実験を行う。薬が効き始めた被験者たちを相手に、彼らが記憶を失うことを見越したうえで、スミスは自らが行った殺人行為について話し始めた。

フェイスは父の告白の一部をメモに残すが、「誰を殺したか」について記憶をたどることはできなかった。ただ、父が発した被害者を意味する言葉が、”苗字と名前”のような二つの単語ではなく「一つの単語」だったことを記憶していた。

シャーロックを連続殺人犯に導いた「一つの単語」

フェイスはシャーロックを訪ね、数年前に父スミスが告白した殺人について被害者の特定を依頼する。メアリーの死、ジョンとの決別による喪失感を紛らそうと薬物に手をだしていたシャーロックは、自宅に売人を招き入れるほど薬物依存が進んでいた。薬の調達に忙しいシャーロックは、いったんはフェイスを追い返そうとするが、事件に対する興味を抑えきれず彼女を引き留める。

シャーロックはフェイスと夜のロンドンの街を歩きながら、彼女が書き留めたメモを手掛かりに被害者の推理をはじめる。やがて夜が明け、捜査の対価としてフェイスから受け取った拳銃をテムズ川に投げ捨てたシャーロックを謎の意識障害が襲う。意識を取り戻した時、そこにフェイスの姿は無かった。

幻覚と現実の区別がつかないまま街をさまよい歩くシャーロックは、「一つの単語」が「Anyone(誰でも)」だったと推理する。スミスにとって殺人の対象は「誰でも」良かったのだ。それはスミスが「連続殺人犯」であることを意味していた。

変わり果てたシャーロックと再会するジョン

三週間後、心理カウンセリング中のジョンのもとに、悲痛な表情を浮かべたハドソン夫人が訪ねて来る。スポーツカーを飛ばして来たハドソン夫人は、唖然とするジョンに薬物中毒になってしまったシャーロックを治療するよう懇願する。シャーロックはカルヴァートン・スミスが「連続殺人犯」であると妄信するあまり自分のツイッターでそれを公表し、社会的な物議を醸していたのだ。

シャーロックを診断することを渋々承諾したジョンが目にしたものは、手錠をかけられてハドソン夫人の車のトランクに押し込まれたシャーロックの姿だった。

スミスからの招待

シャーロックと奇妙な再会を果たした直後のジョンに、一本の電話がかかってくる。電話の相手は、何とカルヴァートン・スミスだった。ジョンは、その日が2週間前にシャーロックがスミスと合意した面会日だったことを知る。

シャーロックは、ジョンにスミスの危険性を訴え、自分を助けるためにスミスとの面会に立ち会って欲しいと懇願する。ジョンはシャーロックの身勝手さに怒りを爆発させるが、スミスとの面会を承諾する。

同じく2週間前のシャーロックからの指示に従い救急車で現れたモーリーにシャーロックの診察を依頼したジョンは、スミスが手配したリムジンに乗り込むと、救急車に乗ったシャーロック、モーリーと共にスミスのもとへ向かう。

奇怪な挑発を繰り返すスミス

面会場所に到着したシャーロックとジョンを出迎えたスミスは、経営する食品会社のコマーシャル撮影現場に二人を案内する。コマーシャルのなかでスミス自ら宣伝していた朝食用シリアルの商品名は「シリアル・キラー(連続殺人犯)」だった。

その後、スミスは自らの寄付で建設された病院にシャーロックとジョンを招き、患者の子供達や病院職員がいる前で、連続殺人犯をどのように捜査するのか尋ねる。職員の制止を高圧的な態度ではねのけるスミスの異常性と挑発的な態度に、シャーロックとジョンは表情を固くする。

フェイスを呼び寄せるシャーロック。そこに現れたのは・・・

最後の目的地として、スミスはシャーロックとジョンを病院内の死体安置室に案内する。スミスはそこにいた医師達を強引に追い払うと、検視中の死体を持て遊ぶという異常な行動をとりながら、自分が連続殺人犯であることをほのめかす。

シャーロックは、スミスを装ってフェイスをその場に呼び寄せるが、そこに現れたのは、シャーロックが知るフェイスとは全く別の女性だった。動揺するシャーロックを不気味に嘲笑するスミス。シャーロックは衝動的に近くにあったメスでスミスを刺そうとするが、ジョンに制止される。シャーロックに対する怒りを募らせていたジョンは、崩れ堕ちたシャーロックに殴る蹴るの暴行を加える。

「彼には私を痛めつける権利がある。私は彼の妻を殺したんだから」傷ついたシャーロックの言葉に、興奮が冷めないジョンが応じる。「お前が殺したんだ」

スミスは、シャーロックが起こした傷害未遂事件を不慮の事故として不問に付したうえで、シャーロックを自分の病院に入院させる。

ついに正体を明かしたスミスとシャーロックに迫る危機

ジョンが立ち去った後のシャーロックの病室に、ゴム手袋をはめたスミスが隠し扉を使って侵入する。スミスに「なぜここにいるのか」と尋ねられたシャーロックは、「自分を殺してくれ」と頼んだうえで自分の推理が正しかったのか尋ねる。

スミスは、自分に対する社会的信用と自ら建設した病院という環境を利用し、自分の欲求を満たすために無作為に選んだ人々を殺したと告白する。その後、スミスは殺人の興奮を高めるためにシャーロックに命乞いをさせてから、事故に見せかけて彼を窒息死させようとする。

メアリーの言葉を聞き、シャーロック救出に向かうジョン

その頃、マイクロフトに呼び出されたジョンは、シャーロックの自宅でメアリーのDVDを見つける。映像の中のメアリーの言葉で、シャーロックが自分の助けを必要としていることを知ったジョンは、スミスの病院に戻り、寸前のところでシャーロックの命を救う。

スミスは、自分の告白がシャーロックのステッキに仕込まれていたレコーダーで録音されていたことを知り観念すると、グレッグ・レストレード警部に犯行の詳細と連続殺人記録でアメリカを抜いた喜びについて、饒舌に語り始める。

一方、ジョンと自宅に戻ったシャーロックは、スミスの娘フェィスを装った女性が誰なのか分からないことを除けば、自分の行動はスミスを罠にかけるための計画に則したものだったことをジョンに打ち明ける。現われたメアリーの幻覚に諭されながら、ジョンはシャーロックを許すと同時に、メアリーを想い泣き崩れる。シャーロックはそんなジョンをやさしく慰め、二人の友情は修復される。

シャーロックの妹ユーラとジョンに迫る危機

数日後、再び心理カウンセリングを受けるジョンに、カウンセラーは自分の正体がマイクロフトとシャーロックの隠された妹・ユーラだと明かす。バスの中でジョンが出会った女性と、スミスの娘フェイスになりすましシャーロックに接近した女性はユーラだったのだ。

銃を取り出したユーラはジョンに銃口を向け、引き金をひいた。

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