プリズン・ブレイク【海外の評価とネタバレ】シーズン5 第2話「光の首長」

プリズン・ブレイク シーズン5 第2話「光の首長」の海外の評価とオリジナルのあらすじです。

プリズン・ブレイク シーズン5 について

公式ページより( 引用元:FOX

死んだはずの主人公マイケルが、実は生きていた…!?驚愕の展開から始まる史上最強の脱獄劇「プリズン・ブレイク」のシーズン5! 亡きマイケルのことを想いながら、彼の残していった息子と暮らしていたサラの手元に渡ったある一枚の写真。それは、マイケルが今も生存し、中東イエメンの刑務所に服役しているかもしれないという紛れもない証拠だった…。

マイケルを救い出すため、フォックス・リバー州立刑務所の脱獄囚であるスクレ、ティーバッグ、シーノート、そして兄リンカーンが手を組み、国を越えた過去最大の脱獄計画が始まる…! 前シーズンのフィナーレから約8年の時を経て、これまでのオリジナルキャストやスタッフが再結集した待望の続編がついに始動!アメリカでスタートしたばかりの話題沸騰のシーズン5!!

プリズン・ブレイク シーズン5 第2話「光の首長」放送予定 (スカパー!FOX)

2017/04/17(月)21:00 ~ 23:00~ 25:00~ 2017/04/20(木)08:35 2017/04/21(金)14:30

プリズン・ブレイク シーズン5 第2話「光の首長」海外の評価

海外の評価オーバービュー

評価が高かった第一話の勢いを維持できるのか注目された第二話でしたが、内容的にはかなり盛沢山だったにもかかわらず高評価を維持しそうです。

2話まで終わった時点でのシーズン5の評価として、シーズン1を思い起こさせるという評価がちらほら出始めたようです。

一方で、メイン・プロットであるマイケルの脱獄劇以外のサブ・プロットが膨らみすぎ、あるいは長すぎて物語全体を把握し難いという指摘もありました。

Rotten Tomatoesの方は現在レビュー待ちですが(エピソード毎のスコアが集計されない可能性がありますのであらかじめご了承ください)、IMDbのスコアは今のところ高評価をマークしています。

IMDb

映画・テレビのデータベースサイト・IMDbがまとめた視聴者によるレビュー・スコアの集計結果、ならびに視聴者によるレビューの抜粋です。

第2話「光の首長」の評価

Kaniel Outis (2017) on IMDb

更なる計画・・・

先週のとても良かったエピソードに続き、今回のエピソードは、例えばオギュギア刑務所でマイケルが何をしたのか、あるいはカニエルの過去など、第一話で設定された多くの謎の答えの一部を垣間見ることができる。

今回のエピソードは全体的には第一話ほどではなかったが、シーズン全体の出来としては引き続き良かったと思う。今回の復活劇は、よりオリジナルシリーズに近いと言うか、第1シーズンと第3シーズンの中間のような作品だと思う。

ストーリーの出来も良いし、誰が黒幕なのか観客がもっと知りたくなるような良く考えられた伏線が、一つの大きな計画に向けてあらゆる場所にちりばめられている。何よりも、お馴染みのマイケルの脱獄計画や、彼の周囲で起きるあらゆる出来事に対する彼の天才的な計画性を見ることができる。

第一話を見終わって、さらに今回のエピソードを見終わってもまだ解消されなかった、おそらくシーズンを通して気に掛けてしまいそうな疑問点があるとすれば、全9話のたったひとつのシーズンで展開されるストーリーや、解き明かされるべき謎の全体像を観ることができなかったことだ。

Rotten Tomatoes

映画・テレビのレビューサイトRotten Tomatoesがまとめた批評家によるレビュー・スコアの集計結果です。

第2話「光の首長」の評価

まだ発表されていません。発表され次第掲載します。

海外・批評家レビュー HIGH(+) & LOW(-)

【HIGH】「番組最盛期を彷彿とさせる:過去の振り返りは少なめで自信にあふれている。これこそがスコフィールドと仲間たちの盤石な姿だ -Digital Spy 」

【LOW】「マイケルの計画がファンを微笑ませた一方、他のプロットは物語を先に進めるにはあまりにも長すぎた -DEN OF GEEK! 」

以降はネタバレを含みます。まだ視聴されていない方はご注意ください。なお、あらすじについては「無断転載禁止」とさせていただきます。ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

プリズン・ブレイク【ネタバレ】シーズン5 第2話「光の首長」あらすじ~オリジナル

脱獄を試みるマイケルと監房仲間のウィップ

テレビのニュースでは、攻勢に出たISISがイエメンの支配地域を拡大していること、政府に拘束されオギュギア刑務所に収監中の悪名高いテロリスト、アブール・ラマールの釈放を要求していることを報じていた。

一方、オギュギア刑務所からの脱獄を試みるマイケルは、監房仲間の一人ウィップと刑務所の屋上に侵入、計画通りに停電になるのを待っていた。結局、ライトは消えず、マイケルは決行を訴えるウィップを制し計画実行を断念する

折り鶴に仕込まれた謎の暗号

リンカーンとシーノートは滞在中のホテルの部屋の前に謎の少年が残していった折り鶴を見つける。そこには「首長の明かりを見つけろ。そうすれば俺は自由になる」というマイケルの手書きメモが残されていた。リンカーンとシーノートは、手がかりを求めてシバを訪ねることにする。

その頃シバは、内戦状態のイエメンから一緒に出国するよう父親を説得していた。脱出には二年分の給料が必要だという父親の言葉に途方に暮れるシバのもとに、リンカーンとシーノートが現われる。マイケルをISISのテロリストだと信じて協力を拒むシバに、リンカーンは、自分たちに協力すればシバと父親が出国するために必要な金を払うと約束する。

サラの揺れる心と予期せぬ再会

サラは、リンカーンが送信したマイケルの動画を見て動揺する。その時、襲撃事件の新聞記事を見た入院中のジェイコブ(著名な経済学者)から電話がかかってくる。涙を拭いながら電話に出たサラは、襲撃の理由について心当たりがあるか尋ねる夫に真相を伏せ続けた。

その後、マイケルの手がかりを探して国務省を訪ねたサラの前にポール・ケラーマンが現われる。カンパニーと関係するケラーマンに恨みを抱くサラは、怒りを露わにしその場を立ち去ろうとするが、マイケルとカニエル・オウティスの情報を持っていると話すケラーマンの言葉に足を止める。

ケラーマンは国務省のシステムにアクセスし、マイケルの顔写真が登録されたカニエル・オウティスの情報をサラに見せる。動揺するサラに追い打ちを掛けるように、ISISのテロリストになりすますような工作ができるのはマイケルのような天才しかいないと話すケラーマンに腹を立てたサラは、その場を立ち去る。

首長の救出

シバは、折り鶴に隠されていた暗号化された電話番号を発見すると、その電話番号の持ち主がサナ市電気局の局長だと突き止める。電気局を訪れたリンカーンとシーノート、そしてサバの3人は、局長が娘を探すためにISIS支配地域となったサナ市郊外に出かけたまま消息を絶っていることを知る。

最初は同行を拒否したシバだったが、首長を見つけるまで金を支払わないと言うリンカーンに渋々従う。こうしてリンカーンとシーノートはシバが運転する車に乗り込み、局長の娘が住む住所に向かった。途中、シバの機転で政府軍の検問やISIS戦闘員の尋問を切り抜けた一行は局長を発見。リンカーンの活躍により娘とともに彼を無事に救出する。

3人は、局長の息子が同性愛の罪でオギュギア刑務所に収監されていること、彼の監房仲間の依頼で、1週間前に事故に見せかけて停電を起こすように頼まれていたが、郊外で身動きが取れなくなったため実行できなかった事を知る。局長の話によると、停電させる24時間前に、電圧を下げて照明を点滅させることで作戦開始の合図を送ることになっているという。

深まりゆく謎とサラの苦悩

自宅にいたサラの携帯電話にケラーマンから電話がかかってくる。ケラーマンが送って来たビデオ画像には、4年前に山小屋の無人カメラに残されていたCIA長官代理を殺害するマイケルの姿が残されていた。それらがリンカーンにやったのと同じ手口だと断じたサラは、落ち着いた表情で電話を切った。

翌日、入院中の夫ジェイコブを訪ねたサラは、全てを打ち明けたうえで彼に助言を求める。ジェイコブは、サラとマイケルが愛し合っていたことに理解を示しながらも、マイケルがゲーム理論(※複数の主体が関わる意思決定や相互依存的状況を、数学的なモデルを用いて研究する学問)に基づいて行動している可能性を指摘する。

サラは、ゲームに勝つこと自体が目的化したマイケルが周囲の人々を巻き込み、いざと言う時に利用しようと考えているかもしれないというジェイコブの話を、険しい表情で聞いていた。

脱獄の準備を進めるマイケル

同性愛の罪で懲役20年の罪に服すシドは、イスラム教のラマダン期間中に普段は独居房に収容されている凶悪犯が雑居房に出入りすることを許されれば、凶悪なテロリスト、アブール・ラマールに同性愛者の自分も、外国人のマイケルも殺されるだろうと怯えていた。

一刻も早い脱獄計画の実施を迫るシドに、マイケルは停電作戦が失敗した理由を尋ねるが、シドは「光の首長」つまり自分の父親の身に何が起こったのか知る由もなかった。マイケルは作戦を開始するためとして、シドにガムを要求する。

シドからもらったガムと監房内にあったアイテムを利用して熱湯に浸した布を準備したマイケルは、高熱を発したように偽装し医務室に運ばれる。看守の”ISISのテロリスト”に対する拷問に堪えたマイケルは、監房仲間の韓国人ジャが欲しがっていた錠剤を手に入れる。

監房に戻ったマイケルは、薬物の禁断症状に苦しんでいたジャに錠剤を与え、引き換えに彼が持っていた携帯電話とクレジットカードを手に入れる。ジャからそれらの使い道を聞かれたマイケルは「ピザの配達を頼むため」に使うと答える。

ピザのデリバリー

息子のマイクを迎えに学校を訪れたサラは、行方が分からなくなった息子をようやく見つける。どこに行っていたのか尋ねる母に、届け物をしてくれたピザ屋さんを探していたと答えるマイク。その手には折り紙で作られた赤いバラの一輪挿しが握られていた。

サラが折り紙を開くと、そこには「注意しろ、嵐がやってくる」というマイケルの手書きのメッセージが残されていた。サラは思わずこうつぶやく。

「マイケル、どうするつもりなの」

放たれたテロリスト

オギュギア刑務所では凶悪犯達が雑居房に移動を開始する時刻が迫っていた。すると所内の照明が点滅し、マイケルと仲間達は24時間後の脱獄決行を知る。

やがてラマダンが始まり、凶悪犯たちが雑居房に移動を開始する。その中にはあのアブール・ラマールがいた。マイケルを見つけたラマールは彼に近づく。高まる緊張の中で向き合った二人は、やがて微笑みを浮かべ、まるで古くからの友人同士のようにしっかりと抱き合った。

「我々が出ていく方法を見つけたか?」アラビア語で尋ねたラマールに、微笑みを浮かべたマイケルがアラビア語で応じた。「ええ。明日の夜に」

最後までお読みいただきありがとうございます。

個人的には、第1話よりも楽しめました。本シーズンのマイケル像に対する興味が非常に高まる内容だったと思います。

特に「ゲーム理論」の引用によるマイケルのキャラクター分析は多少難解だったものの、斬新な視点を提供してくれたと思います。簡単に言えば、ひょっとしたらマイケルは、自分の勝利のために他人を利用するひどい奴かもしれない、ということでしょうか?

サブ・プロットについては、たしかに多いのですが一流のドラマ職人が製作しているので安心して楽しめました。ただ、これ以上盛らない方が勢いを維持できると思います。

また、第2話からマイケルの新しい監獄仲間が登場しますが、その中には北朝鮮を舞台にした『007 ダイ・アナザー・デイ』で悪役を演じた韓国系アメリカ人俳優リック・ユーンが出演しています。(顔にダイアモンドの粒々が突き刺さってたお方です。)

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